ブロック機能の切替方法

接続ブロックとモータブロックを除くブロックは複数の機能があらかじめ実装されており、そのうちの1つをユーザーが任意に切り替えることができます。特にマルチブロックは論理演算および算術演算、FFやレジスタに切り替えることができます。その機能切替方法を説明します。

 

まず、機能切替を行いたいブロックをベースボードの左下に装着します。どの向きでも構いません。そして白ボタンを押しながら電源を入れます。現在設定されているブロック機能がディスプレイに表示されます。ここではAND機能です。機能切替ができない種類のブロックあるいはブロック未装着の場合にはErrと表示されます。

 

次に黒ボタンか赤ボタンを押すと、ディスプレイの表示が変わります。何度か押して変更したい機能を表示させます。ここではカウンタ(cnt)にします。

同じ機能でもパラメータが存在するものがあります。カウンタの場合、

  • パラメータ1で100進カウンタ
  • パラメータ2で60進カウンタ
  • パラメータ3で12進カウンタ

になります。機能選択後に白ボタンを押すとパラメータ選択ができるモードに変わりDHがPaになります。

 

パラメータ値も黒ボタンおよび赤ボタンで値が変えられます。パラメータは1を選らび100進カウンタにします。

 

次に白ボタンを長押しします。ディスプレイ表示がFLSHに切り替わり、機能コードとパラメータコードがブロック内のフラッシュメモリに書き込まれ、ブロック中央のLEDが消灯します。これで100進カウンタブロックができました。

 

一度電源をOFFにしてから、確認のために白ボタンを押しながら電源を入れてみます。ディスプレイには先ほど変更した機能であるcntが表示されました。